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Ise Ondo伊勢音頭について

伊勢音頭の由来

伊勢音頭は昔からお伊勢参りの道中唄として、もっとも馴染みの深い、しかも日本民謡の中でも代表的で情緒豊かな民謡として全国的にも知られています。
その発祥の地といわれる伊勢の古市は古くから遊郭として有名で、江戸の吉原、大阪の新町、京の島原、長崎の丸山と共に五大遊里の一つに数えられ、有名な
油屋騒動の物語と併せて人々の語り草となっております。

伊勢音頭の起源を探ることは極めて困難でありますが、その由来は、間の山節、河崎音頭、古市音頭などと種々説かれていますが、いずれも正調伊勢音頭とは言いがたく、現在唄い継がれている伊勢音頭は、伊勢参宮が「抜け参り」や「おかげ参り」の風習を生んだ江戸時代に参宮道者が道中のつれづれにお伊勢さんへの憧れを唄つた道中唄をさすもので、それが前記の「間の山節」、「河崎音頭」、「古市音頭」等と融和せされ、さらにテンポの遅い手拍子のみで唄う伊勢音頭は、古市の妓楼等で三弦にあわせて唄い踊るには不適当であったため、歌曲も三弦にあわせ、お座敷向きに調整せられ工夫が加 えられて今日の伊勢音頭の骨格となったものであります。

なお、伊勢音頭の「別れの唄」は、旅の道者との別れを惜しむ妓楼の女たちの哀愁こもる慕情をうたったもので、伊勢の習俗と当時の纏綿とした情緒がよくあらわれております。

伊勢音頭の歌詞

伊勢はナー 津で持つ 津は伊勢工ーで持
アヨイヨーイ
尾張イ 名古ーオ屋ーはア 城ーで持

※ 弥長 世恰 弥成 安楽楽 是者伊勢 コノ善所伊勢
ヤートコ セーノヨーイヤナ アララー コレハイセーエエ コノヨイトコイセ

伊勢路 なつかし ご先祖さんが
呼んでいるよな 春の風
※(繰り返し)

伊勢へ まいらば 朝熊をかけよ
朝熊かけねば 片参宮
※(繰り返し)

お伊勢 七たび 熊野へ三度
愛宕さまへは 月参り
※(繰り返し)

お伊勢 音頭に 心がういた
わしも踊ろか 輪の中で
※(繰り返し)

お伊勢 参りに 扇をひろて
扇めでたや 末繁昌
※(繰り返し)

伊勢の 旅路に うれしいものは
道のながめと 伊勢音頭
※(繰り返し)

伊勢は 良い所 菜の花続き
歌も懐かし 伊勢音頭

アーアー ヨオーイ ナアーア
伊勢にゆーきーたーあい(ヨイヨーイ)
伊勢ー路ーが みーたーい
(アーヨーイセー ソーコセー)
せめーえて なーあ 一生にー ヨーオイ ソーオレ
でーもー

※弥長 世恰 弥成 安楽楽 是者伊勢 コノ善所 伊勢
(ヤートコ セーノヨーイヤナ アララー コレハイセーエエ コノヨイトコ イセ)

めでためでたの 若松様よ
枝も栄えて 葉も茂る
※(繰り返し)

わしが国さは お伊勢に遠い
お伊勢恋しや参りたや
※(繰り返し)

帯に短し たすきに長し
お伊勢参りの笠のひも
※(繰り返し)

お伊勢参りに 扇を拾て
扇めでたや 末繁昌
※(繰り返し)

伊勢へ伊勢と 萱の穂も なびく
伊勢は萱葺き こけら葺き
※(繰り返し)

伊勢の旅路に うれしいものは
道のながめと 伊勢音頭

  • 道中伊勢音頭 (さわぎ)     ♪ MP3 ♪

伊勢はナー 津でもつ
津は伊勢で持つ (ヨイヨーイ)
尾張名古屋は ヤンレ城でもつ

※ソレ 弥長 世恰 弥成 安楽楽 是者伊勢 コノ善所 伊勢
(ソレ ヤートコ セーノ ヨーイヤナ アララ コレワイセーエ コノヨイトコ イセー)

お伊勢ナー よいとこ
菜の花つづき (ヨイヨーイ)
唄もなつかし ヤンレ伊勢音頭
※(繰り返し)

帯にナー 短し
たすきに長し (ヨイヨーイ)
お伊勢参りの ヤンレ笠のひも
※(繰り返し)

馬はナー 豆好き
馬子酒が好き(ヨイヨーイ)
乗せたお客は ヤンレ唄が好き
※(繰り返し)

伊勢ヘナー 七度
熊野へ三度(ヨイヨーイ)
愛宕さんへは ヤンレ月参り
※(繰り返し)

お伊勢ナー 音頭に
心が浮いた(ヨイヨーイ)
わしも踊ろか ヤンレ輪の中で
※(繰り返し)

アーアアー ヨーオーイナー
明日はおオ発ーちーか
  (アヨーイヨーイ)
お名ー残ー惜ーしうーや
(アーヨイセーソーコセー)
ア六軒茶屋まーで送りましょー
六軒茶屋のー曲がりとでー
紅葉のよーなーア手をついてー
糸よーり細いーイ声を出しー
皆さアん左様なーアら
お静かにーイ
また来春もーオ来ておくれー
来春来るやアら来ないやらー
姐さん居るやアら居ないやらー
こオーれエーが別れ工の盃とー
思えば涙が先に立つ
雨工のナー 十日ーもー
ヨーオイ ご連中さんよ
降れエばーよーい
ヤートコセーノ ヨーイヤナー
アララ
コレハ伊勢 コノ ヨイトコ イセー


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